電力使用量が一定の状態でもマグラブ効果(削減)が起きることを確認した興味深い事例
興味深いデータがとれましたので、シェアしたいと思います。
現在、私はアパートの一室を使って研究を続けているのですが、2階建てのアパートの1階で当初(2016年~)は研究していました。
その後、2023年頃から、アパートの2階の一室を研究室として利用しています。
ですから、現在、1階の元の部屋は研究室としては使っていません。
ただ、電気は止めておらず、冷蔵庫とトイレの換気扇は動かしています。
つまり、電力消費量がきわめて一定なわけです。
ところが、なんとこの状態で前年同月比で電力使用量が31%も減ったのです。
電力使用量と電気代はほぼ同じですが、電気料金は値上げされたり、再生エネルギーの賦課金などがのっかっていますから、比較する場合は電力使用量が最適です。
ちなみに、冷蔵庫はインバーター回路を切ってダイレクトにマグラブにつないでいる状態ですから、外気温などに影響を受ける可能性は理論上ゼロです。
つまり、限りなく安定した電力使用状況なわけです。
その状態で、電力使用量が31%減少したのは驚くべきことで、8年経った今でも、少しずつreduction(削減)が起き続けていることになります。
あと、電気代を見ていただきたいのですが、照明とかを使っていないにせよ、1ヵ月で1,325円はかなり安い方だと思います。
なぜなら、冷蔵庫のインバーター回路を切っていますから、かなり電気が食う状態にわざとしているからです。
実際、研究開始当初は、1ヵ月の電気代はだいたい4,000~5,000円程度だったと記憶しています。
当時私は、インバーター回路を切っているから、電気代がかかってもしょうがないなと考えていたのを覚えています。
それが今や電気代が1,000円台ですから、驚きます。
繰り返しになりますが、ポイントは「普段使っていない部屋でreductionが起きた」ことです。
電力使用量の変動要因が理論上なく、reductionはマグラブ効果だと推定できるからです。
使用しているマグラブは基本的には3か所(各部屋に1台)で、他にオフグリッドシステムが2台、プラズマブースターが1台です。
要は普通の使用状況ではないわけですが、それでもマグラブ効果としては貴重なデータであると言っていいと思います。
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