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執筆者の写真IZUMI自然エネルギー研究所

最小限の構成でマグラブの実力を測った場合の検証結果

先日、アパートで最小の構成でマグラブの実力を測った場合の最新の結果をご紹介しましたが、全期間を検証するために、電力会社から全データを取り寄せて分析してみた結果、興味深い事実が判明しました。


アパートの消費電力の推移とグラフにありますが、はっきり言ってしまうと、ここは当研究所で使用しているアパートの2階で、今回の実験開始から研究室として使っていたものです(2016年から2023年1月頃まではアパートの1階、2023年2月以降はアパートの2階を使用していました)。


実際に使用したのは、2023年2月からです。


最初はほとんど電力使用がないため消費電力に変化がありませんでした(電力会社からの添付資料参照)。


次世代マグラブやPPUを設置し始めたのは、おそらく2023年の4月か5月頃です。


消費電力の計測をするつもりはなかったので、なんとなくつけただけでした。


PPUと次世代マグラブをつけた時期は一緒ではなく、PPUのほうが早かったと記憶しています(どちらも2023年中に設置しました)。


少なくとも2023年秋頃までには、PPUだけでなく次世代マグラブも設置していました。

明白な変化が出始めたのは、電力を使い始めて1年7か月後でした(大きな電力使用があった8月を超えてから)。


大きな電力需要の後に比較的明白なreductionが起きるのは、2016年度にも起きました(研究所ではなく自宅で)。


しかし、2016年は実験開始した年だったので、結果を出すために最初から大きな負荷をかけ続けていたし、考えられる限りの工夫をした上でのreductionでした(実験開始から2カ月くらいは電気代が通常の3倍くらいになっていた)。


今回それとは明白に違うのは、何の工夫もせずに、つまり電力を減らそうと思わずに使い続け、最小限のマグラブ設置状況で結果が出たことです。


特に、夏場はエアコンを使うので700~800W程度の電力消費となるため、これくらいの電力消費が常時あれば、もっと短期間で減る可能性もあります(2016年はこの状況に近かったように思います)。


まとめると、今回は次世代マグラブとPPU1台というミニマム構成で計測した点に価値があります。ただ、電力消費がほとんどない期間が含まれている場合は、結果が出るまでに1年以上かかります。


また、この場所の場合、実際に減るのは2年目の夏の電力需要のピークを過ぎたあたりから、消費電力が明白に落ち始めました(分岐点はグラフ上から2024年7月から8月あたりと読み取れる。青線が2023年、オレンジ線が2024年なので、この時期以降、オレンジ線が青線の下に明白に来ていることがわかる。つまり前年比で電力会社が把握する電力使用量が明白に下がっている。しかし、2024年は2023年以上に暑かったため、実際に使用した電力は2024年のほうが上回っていると推定される)。


そしてなにより、今回改めて明白になったのは、マグラブやPPUが作用するのは、負荷側の家電ではなく、コンセント側(電源側)であり、負荷に使う家電のコンセントにマグラブを入れて、そのコンセントまわりの電気抵抗を下げていくことで、電気代が下がるのだということです。


つまり、マグラブが作用するのは、負荷側ではなく、電源側(コンセント側)なのです。


実際、面白い現象があったのを記憶していて、2階を使い始めたばかりの頃にエアコンにマグラブをつけて稼働させたところ、エアコンの出力がかなり小さめでもマグラブが発熱したことです。


この発熱の有無が、コンセントの電気抵抗の高さを物語っています。


逆に、マグラブの発熱が全く起きなくなり始めるという現象は、reductionが起き始める兆候である可能性がきわめて高いと言えます。


この時マグラブ自体はそもそもナノコーティングされた物質でできているのですが、コンセントの電気抵抗の高さの影響を受けるという興味深い現象が起きています。


つまり、マグラブの発熱という現象はマグラブ単独で起きているのではなく、コンセントとマグラブとの関係性から起きているということになります。


すなわちコンセントの電気抵抗が高いと、マグラブに流れる電気抵抗も大きくなります。


他方でコンセントの電気抵抗が下がると、マグラブに流れる電気抵抗も小さくなります。


別の観点からみれば、マグラブやコンセントまわりの電気抵抗の高さは、マグラブが仕事をするか否かで決まっているところがあります。


この場合のマグラブの仕事とは、私の言い方だと、コンセントの電極付近の電子密度を上げるような働きをしているかどうかです。


コンセントそのものは変化していません。


コンセントに集中する電子密度が変化し、その結果、電気抵抗が低下しているのではないかという仮説です。


その電子密度の増加をもたらしているのが、私の言い方でいうところの「イオン流」ではないかというのが、現段階でのマグラブのメカニズムに関する私の見解になります。







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